卵子ドナー

さて、皆さんは『卵子ドナー』と聞いてどんな印象を持つでしょうか❔❔

よく日本人の方からは、
【何かピンとこないけど、マイナス】な印象という事を耳にします。

IVFセンターで仕事をしていると
ドナーを必要とする患者さん達、そしてドナーとなる方達と
接する事は日常茶飯事です。

<どんな時に卵子ドナーが使われる❔❔>

患者さん達が卵子ドナーを必要とする主なケースとして、
高齢や卵巣機能の低下により、
ご自身の卵子では妊娠する可能性が極端に低い場合です。

もちろん、そういった場合、
医師の方から卵子ドナーの利用を考慮するように促す場合も少なくありません。
ただ、やはりマイナスなイメージを持っているためか、
医師から提案をさせていただいても、
なかなか、受け入れてくださらない患者さん達もたくさんいらっしゃいます。
当然、考え方やご事情は、皆さんそれぞれなので、
卵子ドナーに対する考え方に対して、正否はありません。

<ドナー卵子を利用したら、どれだけIVFで妊娠の可能性が増える❔❔>

一般的に40歳を超えると卵子の質が急速に衰えていきます。
また、IVFで作られた胚であっても、遺伝子テストを行った際の結果として、
80%程の胚が不正常である事が統計で確認がされています。

それに対し、ドナー卵子として使われるのは、20代の方の卵子となるため、
殆どの場合、80-90%の正常な胚を作る事が可能となります。
* 一回で採取され`るドナーの卵子は、平均15-25個です。
そのため胚が10個出来た場合、正常な胚を移植できる可能性が高いのです。

因みに正常な胚一つで妊娠できる確率は、35歳の場合、70-80%と言われています。

また、高齢の方の場合の、
他の懸念点として女性ホルモンや黄体ホルモンの値ですが、
これらは子宮疾患(筋腫や内膜症)が無ければ、
人工的に補うことで妊娠の確率は一定に保たれます。
(卵子の質より遥かに簡単な課題だと言えます)

「卵子ドナーを利用する場合、代理母も必要ではないのか」と、
よく『卵子ドナーと代理母をセット』と考えられる方がいらっしゃいますが、
必ずしもセットとする必要は無く、
『卵子提供』『代理母』は、全く別の事だと考えていただければと思います。
( ..)φメモメモ

ドナー卵子を使われる患者さん達の中には、仮にご自身の卵子で無くとも、
『外見にご自身と共通する点があるドナーさんを選び』、
旦那さんの血を引く子を自分で10ヶ月も妊娠すれば、
100%自分の子だと認識できるようになった
❕( ^∀^)」という方がたくさんいらっしゃいます。
他にも『親になれる』という充実感から、
自分と血が繋がっていないという様な意識は、全然しなくなった❕(*˘︶˘*)」
という方もいます。

卵子ドナーとなられる方は、
患者さんのご家族や親友の方などから立候補される場合もありますが、
匿名のドナーがメジャーです。
ドナーの方が匿名を希望される場合、
絶対に個人情報は患者さん達に共有されることはなく、
逆に患者さん夫婦の情報もドナーの方に共有されることもないです。
患者さん達がドナーの方を選択される際に患者さん達に共有される情報は、
ドナーの方に関する以下の内容となります。
・子供の時から成人まで数枚の写真
・身長・体重
・ドナーの方本人と家族の健康情報、人格、学歴、趣味など

ドナーの方の人種や学歴から値段がそれぞれ違い、
中でもアジア人の学歴の良いドナーさんは、とても人気があり、
とても高くつくのだそうです。Σ( ゚Д゚)

前述のとおり、外見でご自身に近いドナーの方を選んだり、
ドナーの方の経歴など、様々な点に注目したり、
ご自身の経済状況と相談したりするなど、
皆様のご事情に見合ったご決断をされていらっしゃいます。

ご質問やご相談があれば、ご連絡ください!

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。