代理母の必要性

ロサンゼルスのIVFセンターで働き始めて、
一番最初に驚いたことは、代理母のケースがニューヨークよりも
圧倒的に多いことです。

アメリカは、どんな事でも州ごとに決まりや法律が異なります。

*カリフォルニア州では、前から代理母が合法となっている事に対し、
ニュージャージー州は一昨年やっと代理母が合法化されました。✨
それに伴って、数多くの患者さんの需要を満たす事が可能となりました。(>_<)

カリフォルニア州では以前より代理母の利用がされていることから、
世界中からそれを求めて患者さんが来ます。

<どのような患者さんが代理母を必要とするでしょうか?>

例えば、
妊娠が安全じゃない
子宮の持病で妊娠できない
高血圧糖尿病や以前の妊娠で合併症を患わったことがある
心臓や腎臓など内臓疾患を持っている
精神的に妊娠や出産に耐えられない
等の女性が必要とされます。

「代理母を使う」と聞くと
敷居が高く感じられる方も多くいらっしゃるかもしれませんが、
アメリカでは実は全く難しい事ではありません。!(^^)!
注意:日本はもちろん、代理母の利用を違法としている国はたくさんあります。
代理母の利用自体、日本の方にはまだあまり浸透していないですが、
アメリカに住むセレブや中国の方は代理母にかなりオープンです。

アメリカで代理母を利用する際、
特別に身体が妊娠に適していない事などを証明する医師の診断書などの提出も
必要ありません。
その為、例えば持病が無くても【自分のキャリアを続けるため】という理由でも
代理母の依頼はできます。
実際、【妊娠・出産を自分でしたくない】などの理由で代理母を
依頼する方の方が圧倒的に多いです。
また、男性同士をふくめ、同性愛のカップルの多くの方にも
利用者はいらっしゃいます。

代理母を依頼するためには・・・
まず、女性から採卵された卵子と夫の精子と体外受精(IVF)させ、
受精卵(胚)を凍結します。
その後、移植の望める胚が出来たら代理母を探す事となります。
この場合、上記依頼人は、卵子と精子のドナーとして事前に
FDAが厳密に管理する感染病検査をパスしなくてはいけません。

*代理母の依頼人はIntended Parents (IP) 呼ばれます。
*FDA: Food and Drug Administration – 米国の政府機関で「保健・福祉省」。

代理母にかかる費用は、だいたい12~15万アメリカドルと言われていますが、
代理母によっては、もっと高額の場合もあります。

代理母となる方は、出産の経験が有る方であり、尚且つ、
それぞれのクリニックで事前に血液検査や超音波検査で妊娠のリスクが
最も少ないことを証明させられます。
IPの子を10ヶ月妊娠してくれる方なので、もちろん、
IPが心地よく接する事が出来て、信頼できる良い関係が保たれる事も大切です。

IPは、代理母が出産してくださる前に会いに行ったり、
出産に立ち会ったりすることもできます。
また、多くのIPは、妊娠中の節目に代理母へ感謝の気持ちを込めて
プレゼントもあげたりするお話もよく耳にします。

無事に赤ちゃんが産まれたら、IPは必ずと言っていいほど赤ちゃんのアメリカ国籍を
取得してから、代理母にご挨拶された後にやっと自分たちの国へ一緒に帰られます。

代理母の利用に対して、倫理的な面などで否定される方もいらっしゃいますが、
やはりそれを必要とされる方達が多くいらっしゃるのも事実。
その方たちのご事情も千差万別ですが、皆さんのニーズやお悩みに
出来る限りご相談させていただくのが私達と思います。。。

ご質問やご相談があれば、ご連絡ください!


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