年齢と卵巣機能

先日のお話。。。
40歳の国際線CAさんが初診で来られました。
ここ十数年バリバリの現役でお勤めでいらっしゃったのですが、
リタイアを考え始めた頃にコロナのパンデミックで決意したそうです。
そして、退職を機に自由な時間を使って有意義にしようと思いついたのが・・・
卵子凍結だったのだそうです。!(^^)!

最近まで現役で飛んでいたので✈、まだしっかり休めた感じじゃないそうですが、
最近は決まった時間に寝起きする事に心がけて、体調を整えているのだそうです。
もちろんパートナーが見つかればもっと良いのですが、
取り敢えず、まずは卵子だけでも保存したい!とのことで、
この度、来てくださいました。
アリガトウゴザイマス((((oノ´3`)ノ

超音波検査では、両方の卵巣で合わせて8-9個程の卵胞が見付かりました。

40歳の年齢というのは、実際大きなハードルになります。
平均にして35歳以上になると卵胞の数は、ガクッと減るし、
その上、正常な遺伝子を持つ卵子も同じ頃から激減します。(゚ロ゚; 三 ;゚ロ゚)
・・・とは言っても、超音波で見る卵胞の数は人によってピンキリなので、
8-9個は、40歳のとしての平均以上と言えます。

因みに卵胞が十分に確認できたとしても、
卵胞の中にある卵子の数が十分に無い事もあります。
その場合には、受精卵 (胚) を凍結した方が妊娠の成功率が上がります。( ..)φメモメモ
(胚凍結のリカバリーは99%ですが、
卵子凍結のリカバリーは90%程だと言われています。)

*リカバリー:凍結後に解凍され、無事に活動再開可能となる事

今回の患者さんは、その事を既にご存知でした。
そして、なんと、その場合に備え、ドナー精子もご購入済みとの事❕❕
ここまで、準備の良い患者さんは、なかなかいらっしゃらないです。

そこで彼女の心配する事を整理・説明・相談した結果、
卵子凍結する事だけを選びました。
恐らくは2回の治療周期が必要になりますが、
素敵なご縁♡がありパートナーと一緒になった時を考え、
出来るだけ、ドナー精子は使わない方針をお勧めしました。

<最近は、今回の患者さんだけに関わらず、主に40歳前後の方が特に多く、
IVFや卵子凍結を本気で考えていらっしゃる様に感じられます。>

35歳未満でIVFを検討されている患者さん達はそれぞれのご事情・お悩み
(男性不妊や早くから妊活をしていたが成功しないなど)をお持ちの方が多いですが、
40歳に近い患者さん達の殆どが理由の有無に関わらずIVFを考えています。

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❣ここで豆知識❣
①<35歳以上の方で不妊にお悩みの女性の場合、
両方の卵巣合わせて、卵胞の数が5個以下の方も稀ではありません。>
そのため、お悩みでしたら、お早めにクリニックへご相談ください。🏃‍♀️

②<40歳での胚凍結をされる場合、
着床前遺伝子検査の結果で正常率は、ズバリ20%だそうです。>
出遅れてしまったんじゃないかとご心配でしたら、多めに胚を凍結する事によって、
遺伝子が正常且つ健康な胚に当たるチャンスを増やす方法が用いられます。🎰
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日本でも卵子凍結を積極的推奨されているクリニックが多数有りますが、
個人的にアメリカの女性の方が年齢に関わらず実際に実行に移すなど、
より意識している感じがします。
その中でも特にニューヨークのマンハッタンやLAのビバリーヒルズ近辺では、
より若い内(20代)に卵子凍結を考えている患者さんが多い気がします。

ご質問やご相談があれば、ご連絡ください!

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